老人ホームの種類がたくさんありすぎてよく分からないと思っている方へ
コラム

老人ホームの種類がたくさんありすぎてよく分からないと思っている方へ

【質問】

一人暮らしの母がいるのですが、最近弱ってきているように感じます。どこかの介護施設に入ったほうがいいと思うのですが、どこの老人ホームには入ればいいかわかりません。介護施設と老人ホームが同じなのかもわかりません。また、少し調べてみたら、特養とかサ高住とか色々と種類があるみたいで、その違いもよくわからず混乱しています。どの施設に入るのがいいのでしょうか。

【回答】

確かに、いろいろな施設があるし名称も似てたりしていてよくわからなくなりますよね。なので、その特徴や費用や入居の条件や看取りまで行うか、などをきちんと理解しておく必要がありますよね。そしてお母様に最適な施設を選んであげたいですね。

高齢者が入所する施設は、全部で10種類あると考えてください。

そして、大きく2つに分かれます。「公的施設」「民間施設」です。

公的施設が5種類

 ・特別養護老人ホーム いわゆる「特養」と呼ばれるものです。

 ・介護老人保健施設  いわゆる「老健」と呼ばれるものです。

 ・介護医療院     「介護療養型医療施設」と呼ばれることもあります。

 ・ケアハウス     「一般型」と「介護型」があります。

 ・養護老人ホーム    介護施設ではありません。

民間施設が5種類

 ・介護付き有料老人ホーム

 ・住宅型有料老人ホーム

 ・サービス付き高齢者向け住宅  いわゆる「サ高住」と呼ばれるものです。

 ・グループホーム

 ・シニア向け分譲マンション

です。

全体として言えるのは、公的施設の方が、費用が低い一方で、入居できる条件が制限されるということです。

まずはここまで知っていただければと思います。

具体的にどのような特徴があって、どういう基準でどの施設を選択すればいいのかは、後日また書きます。

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